エクセル|関数編|論理式の条件で処理を分岐させる|IF
- 2020.07.25
- 2020.12.12
- IT エクセル・Excel 関数
- IF
IF関数は条件によって処理を分岐させたい時に使用できる関数で、論理式の結果が真(TURE)と偽(FALSE)で処理を分けることができます。
=IF(論理式,真の場合,偽の場合)
引数
1.論理式 IF(A>B,”正常“,”異常“) |
IF関数の使い方
売上が60000以上の場合は「○」、以外は「×」
次の売上表から各支店の売上が「60000」以上の場合は評価に「〇」、「60000」未満の場合は「✖」をIF関数を使用して表示してみます。
・論理式 : C3>=60000
※売上のセルはC3~C8が対象となる
・真の場合 : ”〇”
・偽の場合 : ”✖”
[結果]
売上が「60000」以上ある名古屋、福岡、札幌支店が「〇」となり、その他の支店が「✖」となる。
IF関数の入れ子
複数の条件を比較したい場合はありませんか?
IF関数では論理式の条件結果の真又は偽の処理にIF関数を記述することが出来ます。
売上が60000以上の場合は「○」、20000以上は「△」以外は「×」
IF関数の入れ子を使用し売上額に応じて「〇」、「△」、「✖」を表示してみます。
■条件1
・論理式 : C3>=60000
※売上のセルはC3~C8が対象となる
・真の場合 : ”〇”
・偽の場合 : 【条件2】
■条件2
・論理式 : C3>=20000
※売上のセルはC3~C8が対象となる
・真の場合 : ”△”
・偽の場合 : ”✖”
[結果]
売上が「60000」以上ある名古屋、福岡、札幌支店が「〇」となり、「59999~20000」の東京、大阪支店が「△」、その他の支店が「✖」となる。
関連する関数
・AND 複数の条件すべてが満たされているかを確認する
・OR どれか一つでも条件が満たされているかを確認する
・NOT ~でないことを確認する
-
前の記事
エクセル|関数編|横方向に検索し、条件に一致するデータを求める|HLOOKUP 2020.07.24
-
次の記事
エクセル|関数編|複数の条件すべてが満たされているかを確認する|AND 2020.08.16