エクセル|関数編|どれか一つでも条件が満たされているかを確認する|OR

エクセル|関数編|どれか一つでも条件が満たされているかを確認する|OR

OR関数は複数条件のうち一つでも成立していれば真(TRUE)を返し、全ての条件をみたしていない場合は偽(FALSE)を返す関数です。
例えば、IF関数の論理式にOR関数を使うことで結果の表示を真/偽以外で表すことが出来ます。

=OR(論理式1,論理式2,・・論理式255)

引数

1.論理式
  比較演算子を使用した条件式を指定する
  例)A>B
  倫理式は最大255個まで指定することが出来ます。

  OR(A>B,C>B)

OR関数の使い方

1月、2月のどちらからの売上が60000以上であるか

次の売上表から各支店の1月、2月の売上のどちらかが「60000」以上の場合は「60000以上」の列に「TRUE」、以外の場合は「FALSE」を表示してみます。

・論理式  : C2>=60000,D2>=60000

[結果]
1月、2月の売上が「60000」以上ある名古屋、大阪、福岡、札幌支店が「TRUE」となり、その他の支店が「FALSE」となる。

IF関数と組み合わせての使い方

IF関数の論理式にOR関数を使用することで結果をTRUE/FALSE以外で表示することが出来ます。

1月、2月のどちらかの売上が60000以上の場合は「○」、以外は「△」

IF関数の論理式にOR関数を使用し売上額に応じて「〇」、「△」を表示してみます。

・論理式  : OR(C2>=60000,D2>=60000)
         ※売上のセルはC2~C7が対象となる
真の場合 : 
・偽の場合 : 

[結果]
1月、2月の売上が「60000」以上ある名古屋、大阪、福岡、札幌支店が「〇」となり、の他の支店が「△」となる。

関連する関数

・IF        論理式の条件で、処理を分岐させる
・AND      複数の条件すべてが満たされているかを確認する
・NOT      ~でないことを確認する