エクセル|関数編|どれか一つでも条件が満たされているかを確認する|OR
- 2020.08.23
- 2020.12.12
- IT エクセル・Excel 関数
- OR
OR関数は複数条件のうち一つでも成立していれば真(TRUE)を返し、全ての条件をみたしていない場合は偽(FALSE)を返す関数です。
例えば、IF関数の論理式にOR関数を使うことで結果の表示を真/偽以外で表すことが出来ます。
目次
=OR(論理式1,論理式2,・・論理式255)
引数
1.論理式 OR(A>B,C>B) |
OR関数の使い方
1月、2月のどちらからの売上が60000以上であるか
次の売上表から各支店の1月、2月の売上のどちらかが「60000」以上の場合は「60000以上」の列に「TRUE」、以外の場合は「FALSE」を表示してみます。
・論理式 : C2>=60000,D2>=60000
[結果]
1月、2月の売上が「60000」以上ある名古屋、大阪、福岡、札幌支店が「TRUE」となり、その他の支店が「FALSE」となる。
IF関数と組み合わせての使い方
IF関数の論理式にOR関数を使用することで結果をTRUE/FALSE以外で表示することが出来ます。
1月、2月のどちらかの売上が60000以上の場合は「○」、以外は「△」
IF関数の論理式にOR関数を使用し売上額に応じて「〇」、「△」を表示してみます。
・論理式 : OR(C2>=60000,D2>=60000)
※売上のセルはC2~C7が対象となる
・真の場合 : “〇“
・偽の場合 : “△“
[結果]
1月、2月の売上が「60000」以上ある名古屋、大阪、福岡、札幌支店が「〇」となり、の他の支店が「△」となる。
関連する関数
・IF 論理式の条件で、処理を分岐させる
・AND 複数の条件すべてが満たされているかを確認する
・NOT ~でないことを確認する
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