エクセル|関数編|~でないことを確認する|NOT
- 2020.09.05
- 2020.12.12
- IT エクセル・Excel 関数
- NOT
NOT関数は条件が合致しないことを確認する関数です。
「論理式」の条件が合致する真(TRUE)の場合はFALSEを返し、合致しない偽(FALSE)の場合はTRUEを返す関数です。
少しややこしいですが整理すると
・論理式がTURE→FALSE
・論理式がFALSE→TRUE
目次
=NOT(論理式)
引数
1.論理式 NOT(A>B) |
NOT関数の使い方
支店の地域が関東でない
支店表から各支店の地域が関東以外かを確認します。関東以外の場合は「関東以外」の列に「TRUE」、関東の場合は「FALSE」を表示してみます。
・論理式 : =NOT(C2=”関東”)
[結果]
支店の地域が関東以外である名古屋、京都、大阪、福岡が「TRUE」となり、その他の支店が「FALSE」となる。
IF関数と組み合わせての使い方
IF関数の論理式にNOT関数を使用することで結果をTRUE/FALSE以外で表示することが出来ます。
支店の地域が関東でない場合は「〇」、関東の場合は「△」
IF関数の論理式にNOT関数を使用し地域に応じて「〇」、「△」を表示してみます。
・論理式 : NOT(C2=”関東”)
※売上のセルはC2~C7が対象となる
・真の場合 : “〇“ ※関東でない場合
・偽の場合 : “△“ ※関東の場合
[結果]
支店の地域が関東以外である名古屋、大阪、京都、福岡が「〇」となり、それ以外の支店が「△」となる。
関連する関数
・IF 論理式の条件で、処理を分岐させる
・AND 複数の条件すべてが満たされているかを確認する
・OR どれか一つでも条件が満たされているかを確認する
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